母にイライラして、ついきつい言葉をぶつけてしまう…。30代からずっとなんだけど、これって更年期なのかな?
私も30代からずっとでした。10年分を年表にしてみたら、見えてきたことがあったんです。
イライラして、つい母にきつい言葉をぶつけてしまう。
あとから自己嫌悪。その繰り返しがしんどくて、イライラのことを初めて婦人科で相談したのは37歳のときでした。
それから約10年。加味逍遙散、抑肝散、抑肝散加陳皮半夏と、3種類の漢方を処方してもらいながら、イライラと付き合ってきました。
そして47歳ごろに閉経した今、年表にして振り返ってみたら、「あのイライラは、更年期の入り口と重なっていたのかも」と気づいたんです。
「30代なのに、これって更年期?」「まだ早いよね?」とモヤモヤしている方に、私の10年がひとつの目安になればうれしいです☘️
37歳から今まで|まずは年表で振り返ってみます
まずは、私の10年をざっと並べてみますね。
| 時期 | できごと | 処方された薬 |
|---|---|---|
| 2015年1月 37歳 | 検診で通っていた婦人科に、初めてイライラを相談 | 加味逍遙散 |
| 2019年8月 41歳 | 同じ婦人科に、また相談へ | 加味逍遙散 リーゼ(頓服) |
| 2019年10月 41歳 | イライラがつらくなり、以前行ったことのある心療内科へ | 抑肝散 |
| 2020年10月 42歳 | 別の婦人科でイライラ感が半端なく「キレてしまう」と相談 | 抑肝散加陳皮半夏 |
| 45歳の11月 | ホルモン補充療法を始め、今の婦人科へ | ― |
| 2024年 | 元気が出ない、やる気がしない 朝に飲むと気分が沈み、飲み分けに | 朝:加味逍遙散 夕方:抑肝散加陳皮半夏 |
| 47歳ごろ | 閉経 | |
| 今(48歳) | メンタルの波。抑肝散加陳皮半夏で眠れる日が増えた。2026年10月から加味逍遙散を1日2回に | 朝・夕方:加味逍遙散(2026年10月〜) 寝る前:抑肝散加陳皮半夏 |
こうして並べてみると、10年のあいだに相談先も、出してもらう薬も何度も変わってきたんですよね。
でも、相談に行こうと思ったきっかけは、いつも同じでした。イライラする自分が嫌で、自己嫌悪で、自分がつらくて苦しくなっていたときです。
2024年4月、5月の寒暖差でメンタルが落ちて、漢方を出してもらったときのことは動画でも話しています。
文字を読むのがしんどい日は、動画でもお話ししています☘️
2015年・37歳|検診で通っていた婦人科で、加味逍遙散
婦人科には、30代の初めごろから検診で通っていました。
イライラがつらくなって、そこで初めて相談してみたのが37歳のときです。
そのとき処方されたのが、加味逍遙散(かみしょうようさん)です。気分の波やのぼせ、ほてりなどに使われる漢方です。

ただ、正直なところ、飲んだり飲まなかったりの時期が続きました。
改善を感じにくかったのか、自分で続けられなかったのか。今となっては、はっきりわかりません。
それでも、この婦人科にはその後も何度か相談に行っていました。
2019年・41歳|婦人科でリーゼ、2か月後に心療内科で抑肝散
8月|お守りとして、抗不安薬のリーゼ
2019年(令和元年)の8月、検診で通っていた婦人科に、3回目の相談に行きました。
また加味逍遙散をもらいに行ったそのとき、抗不安薬のリーゼも頓服として出してもらったんです。
毎日飲むものではなく、どうしてもつらいときのためのお守りとしてです。
10月|心療内科で抑肝散
イライラする自分が嫌で、自己嫌悪で苦しくなったときは、心療内科にも相談していました。
同じ年の10月、その心療内科で初めて処方されたのが抑肝散(よくかんさん)です。
抑肝散は、イライラや神経の高ぶりをしずめるときに使われる漢方です。このあと42歳でもらう抑肝散加陳皮半夏の、もとになっている漢方です。
2020年・42歳|「キレてしまうんです」で抑肝散加陳皮半夏
42歳のとき、以前と同様にイライラがすごくて、自分でも嫌になって別の婦人科に相談しに行きました。
自分の気持ちを言うのは、結構勇気がいることでした。それでも勇気を出して、こう話したんです。
「家族にイライラして、ぶち切れてしまうんです」
すると先生は、
「キレるなら、この抑肝散加陳皮半夏ですね」
と、短い診察の中ですぐに決めてくれました。
じっくり話を聞いてもらえる先生ではなかったけれど、結果的にこの漢方が、今の私を支えてくれています。
抑肝散と抑肝散加陳皮半夏は、何が違うの?
抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)は、抑肝散に陳皮(ちんぴ)と半夏(はんげ)という、胃腸を整える生薬が加わったものです。
そのため、胃腸があまり丈夫でない人向けとされています。
45歳でホルモン補充療法を始めて、今の婦人科へ
45歳の11月、更年期と診断されて、ホルモン補充療法(HRT)を始めました。
それからは今の婦人科に落ち着いて、漢方も相談しながら処方してもらっています。
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2024年|朝に飲んだら「なんだか元気が出ない」
2024年の春、寒暖差と仕事のストレスが重なって、メンタルの不調がピークになりました。
今の先生に相談して出してもらったのが、加味逍遙散と抑肝散加陳皮半夏の2つです。最初は、朝に抑肝散加陳皮半夏を飲んでいました。

ところが、朝に飲んで仕事に行くと、
なんだか元気が出ない。落ち込んでしまうな…
そんなふうに感じる日があったんです。
私はもともと、朝がだるいタイプ
私は血圧が低めで、朝は体のエンジンがなかなかかからないんですよね。
そこに、高ぶった気持ちを落ち着かせる漢方を飲んでいた。あくまで私の感じ方ですが、ブレーキがかかりすぎてしまったのかもしれません。
先生も不思議そうに「そうなんですね」
先生に「朝に飲むと、気分が沈んでしまうんです」と正直に伝えました。
先生は少し不思議そうに、「そうなんですね」。先生にとっても、あまり聞かない反応だったのかもしれません。
それでもちゃんと受け止めてくれて、飲み方を変えてもらいました。
- 朝…加味逍遙散
- 夕方…抑肝散加陳皮半夏
37歳のときから何度も出てきた加味逍遙散が、ここでまた登場したんです。
このときの2つの漢方の違いや、飲んでみた変化は、こちらの記事に詳しく書いています。
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そして今|夕方か寝る前に飲んで、眠れる日が増えた
48歳になったここ最近は、夕方か寝る前に抑肝散加陳皮半夏を飲むことが多くなりました。
そうすると、すぐ寝付けたり、眠れている回数が増えているんです。時々夢を見ることもありますが、それほど気にはなっていません。
加味逍遙散も、ずっと処方してもらっています。この夏までは毎朝ではなく、「元気が出ないなぁ」「落ち込んでいるな」と感じる日に飲んでみる、という使い方でした。
そして2026年10月の受診で、自分から先生にお願いして、加味逍遙散を朝と夕方の1日2回に変えてもらいました。抑肝散加陳皮半夏は寝る前に飲んでいます。飲み合わせは、薬局の薬剤師さんにも確認しました。どうなったかは、また別の記事でお伝えしますね。
介護福祉士の試験の前夜、不思議とよく眠れた
私はもともと緊張しやすくて、大事な予定の前の晩は、なかなか寝つけないタイプです。
今年、介護福祉士の国家試験を受けたとき、前の晩はビジネスホテルに泊まりました。
「緊張で眠れないだろうな…」と思いながら睡眠薬を飲むのではなく、抑肝散加陳皮半夏を飲んだら、不思議とよく眠れたんです。
お昼過ぎに飲んだ日は、夕方の仕事の調子が良かった
とある仕事の日、お昼過ぎに飲んで夕方の仕事に行ったら、その日は仕事のパフォーマンスが良かったような気がしました。
偶然かもしれません。でも、仕事に向けて緊張が高まってくる時間帯だったので、ちょうどよくゆるめてくれたのかな…?と感じています。
振り返ると、イライラは更年期の入り口と重なっていた
更年期は、閉経をはさんだ前後5年、あわせて約10年間といわれています。
私は47歳ごろに閉経したので、更年期はだいたい42歳〜52歳。
そう、42歳で「キレてしまうんです」と相談して抑肝散加陳皮半夏をもらったのは、ちょうど更年期の入り口だったんです。
もっとさかのぼると、30代前半にもイライラはありました。まだ生理があった頃なので、PMSでイライラすることもあったと思います。
女性ホルモン(エストロゲン)は、30代後半ごろから少しずつ減り始めるといわれています。
そう考えると、婦人科でイライラを相談し始めた37歳から41歳ごろは、いま思えば「プレ更年期」と呼ばれる時期だったのかもしれません。
ただ、全部が更年期のせいだったとは思っていません
私のイライラは、ほとんどが母に向いていました。何年も積もってきた母とのことも、きっと関係していたと思います。
ただ、そういうことが重なる時期に、体のほうも揺れやすくなっていた。年表にしてみて、初めてそれが見えました。
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季節や体調で、合う飲み方は変わる|今も試行錯誤中
正直に言うと、10年たった今も試行錯誤の途中です。
その時々で、2つの漢方のどちらがいいのか、自分に合っているのか、よくわからなくなる時もあります。
暑かったり、寒かったり。2024年のように寒暖差でメンタルが落ちることもありました。その時期によって、体調や状態も変わるんだと思います。
だから私は、先生に相談しながら、そのたびに飲み方を変えてきました。
ノートに記録をつけ始めました
最近は、飲んだ時間とその日の体調をノートに記録しています。
どのタイミングで飲むと自分に合うのかが、少しずつ見えてきました。先生に相談するときにも、話しやすくなります。
漢方を飲むときに私が気をつけていること
- 飲み方は自己判断で変えない(先生に相談してから)
- 回数を増やしすぎない
- 合わないと感じたら、我慢せず先生に伝える
加味逍遙散にも抑肝散加陳皮半夏にも、甘草(かんぞう)という生薬が入っています。
重ねて飲みすぎると、むくみや血圧が上がるなどの症状が出ることがあるそうです。なので組み合わせ方は先生にお任せしています。
※あくまで私の場合の話です。合う・合わないは人によって違うので、気になることは処方してくれた先生や薬剤師さんに相談してくださいね。
よくある質問
30代のイライラも、更年期と関係あるんですか?
女性ホルモンは30代後半ごろから少しずつ減り始めるといわれていますが、イライラの原因が何かは私には言い切れません。ただ私の場合は、37歳でイライラを婦人科に相談して、振り返るとその後の更年期の時期ともつながっていました。気になるときは、婦人科で相談してみてくださいね。
抑肝散と抑肝散加陳皮半夏は、何が違うんですか?
抑肝散加陳皮半夏は、抑肝散に胃腸を整える陳皮と半夏が加わったものです。胃腸が弱めの人向けとされています。私は心療内科で抑肝散、その後婦人科で抑肝散加陳皮半夏を出してもらいました。どちらが合うかは、先生と相談して決めてくださいね。
抑肝散加陳皮半夏は、朝と夜どちらに飲むのがいいですか?
私の場合は、朝に飲むと気分が沈むことがあって、今は夕方か寝る前に飲んでいます。ただ、飲むタイミングの合う・合わないは人それぞれだと思います。変えたいときは、自己判断せず先生に相談してみてください。
2種類の漢方を、1日の中で飲み分けても大丈夫ですか?
私は婦人科の先生に提案されて飲み分けています。漢方同士でも成分が重なることがあるので、自己判断で組み合わせず、必ず先生や薬剤師さんに確認してくださいね。
まとめ|イライラする自分を責める前に、一度振り返ってみてほしい
- 37歳で、母へのイライラを初めて婦人科に相談した
- 加味逍遙散 → 抑肝散 → 抑肝散加陳皮半夏と、10年で3種類の漢方を処方してもらった(お守りのリーゼも)
- 47歳ごろ閉経。振り返ると、42歳はちょうど更年期の入り口だった
- 朝に飲むと気分が沈んだので、先生に相談して飲み分けに
- 今は夕方か寝る前に抑肝散加陳皮半夏。2026年10月からは加味逍遙散を1日2回に
- 季節や体調で合う飲み方は変わる。今も試行錯誤中
イライラするのは私だけじゃなかったんだって、少しホッとしました。
私も10年たって、まだ試行錯誤中なんですよ🌸 一緒にゆっくりいきましょうね。
イライラする自分が嫌になる日、ありますよね。
でも、イライラするのは、あなたの性格が悪いからじゃないのかもしれません。
もしかしたら、体が揺れやすい時期に入っているサインかもしれません。一度、自分の年齢と重ねて振り返ってみてください。
そして漢方が合わないと感じたときは、「私の飲み方が悪いのかな」と一人で抱え込まなくて大丈夫です。
私も苦しくて自己嫌悪になり、勇気を出して先生に話しました。
あなたの体の声は、ちゃんと先生に伝えていいんですよ。その一言が、自分に合う形を見つける一歩になりますから🌸
╲ そのイライラ、話してみませんか? ╱
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