このまま歳を重ねていったら、私はどうなるんだろう…と。ふとした夜に、将来のことが急に不安になるんですよね。
わかりますよ。私も同じ夜を何度も過ごしてきました。今日は、そんな私が「これは私のことだ!」と思って買いに行った1冊の本と、そこから考え始めたことの話をさせてくださいね。
48歳、未婚、ひとり暮らし。この先をどう生きるか、重たいテーマだけど、不思議と読み終わりたくなくなるような本に出会いました。
ワタナベ薫さんの『おひとりさまの生存戦略』(扶桑社)です。
サイン本を買いに、池袋まで行った日
実は、ワタナベ薫さんの本を手に取るのは今回が初めてじゃないんです。何年か前にも書店で単行本を見つけて、買ったことがあります。私の気持ちを代弁してくれるかのような文章に惹かれて、当時も読んでいました。
今回は、久しぶりにたまたまワタナベさんのブログをのぞいたら、新刊が出たと知って。タイトルを見た瞬間、「これはまさに、私のことだ!」と思いました。いま自分が思っていることにピンときたからこそ、「絶対読みたい!買いに行きたい!」になったんでしょうね笑。
しかもサイン本が並ぶ書店があると知って、向かったのは池袋。西武池袋本店の中にある三省堂書店です。
正直、暑いしめんどくさいと思ったら、Amazonでポチッと済ませていたと思います。それだとサイン本は手に入らなかった。
「欲しい」と思った気持ちを大切にしたいと思って、鮮度のうちに動けたことが、なんだか嬉しかったんですよね。
手に入れたサイン本には、落款(判子)も押してありました。宝物がひとつ増えました😊

読む前に、3つの気持ちを書き留めておいた
読み始める前に、「いま自分はこの本に何を求めているんだろう…」を書き留めておきました。読み終わったあとの自分と見比べたくて。
- 仕事のヒントがあれば取り入れたい
- おひとりさまの老後や、友達関係のヒントが欲しい(孤独死や交友関係の章が気になる)
- この先をどう生きるか。人に遠慮なく、我慢せず、難しい時もあるかもしれないけど「自分の人生だ」と思って生きていきたい
書き出してみて、自分でも3つ目の欲張りさに笑ってしまいました。でもこれが、いまの正直な気持ちです。
帯の「あと30年」を、私は「あと20年」に置き換えて読んだ
帯には、こう書いてあります。
「あと30年、あなたはどう生きる?」

私の場合、この問いで頭に浮かんだのは「あと20年」でした。間もなく50歳になる私にとって、健康寿命といわれる70〜75歳までは、あと20年ちょっと。元気に動けるその20年をどう生きるか?それは、ずっと考えていたことでした。
30年でも20年でも、「どう生きる?」と聞かれていることは同じ。帯の問いを自分の数え方に置き換えた瞬間、この本がぐっと「自分ごと」になったんです。
裏表紙には「最後はみんなおひとりさま」。結婚していてもしていなくても、最後はみんなここに行き着く。だからこの本は、私だけの本じゃないんですよね。

章立ては、不安の正体からはじまって、お金、孤独と「ゆるいつながり」、体と脳のケア、介護・住まい・備え、そして60歳からのリスタートまで。著者のワタナベ薫さんは、お母様の看取りとお父様の介護を経験してこの本を書かれたそうです。
ちなみにAmazonではベストセラー1位になっていました(2026年7月時点)。同じ問いを抱えている人が、それだけいるということですね。
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╲ これからのお話、しませんか? ╱
読み終えて、読む前の3つのメモと答え合わせをしてみた
読み終えました。本当にタイトルどおり、これから生きていく私たち世代の「戦略」の本でした。生き方も、働き方も、お金のことも。
読む前に書き留めた3つのメモと、ひとつずつ答え合わせをしてみますね。
①仕事のヒント→「フルタイムじゃない働き方」と複数の収入源
若い頃と違って、体力はこの先確実に落ちていきます。だからフルタイム勤務をずっと続けるのは、正直むずかしいと思うんです。
でも、フルタイムじゃなくていい。少しでも収入があって、社会とつながっていられる仕事を年金までの間持っておく。在宅でもできる収入源や投資の活用も含めて、収入の入り口を複数にしておく。「複数の収入源がある」というだけで、安心できるんですよね。
この本にも「ゆるく長く」という言葉が出てきて、「やっぱりそうだよね!」と思いました。正直に言うと、収入源も貯金も、私はまだまだこれからです。だからこそ、今からでも取り組めることを、ひとつずつやっていこうと思いました。
②老後と友達関係→頼るのはプロ、つながりは「ゆるく」
いちばんじっくり読んだのは、身元保証のところでした。
私は、保証人を甥っ子や兄弟には正直、頼みたくないんですよね…苦笑い💦。何だか惨めになるし、迷惑もかけるだろうしとか。それって冷たいのかなと、どこかで思っていました。でもこの本にも「プロやNPOに頼めばいい」とあって…「この人も、私と同じことを思っていたんだ」。答え合わせができたようで、随分と気持ちが楽になりました。
それからもうひとつ。独身でおひとりさまでいると、どこか肩身が狭いような、後ろめたいような気持ちがずっとありました。でも、長生きすれば独身も既婚者も、最後はみんな1人。「おひとりさま」って、実は特別なことじゃないんですよね。裏表紙の「最後はみんなおひとりさま」は、そういうことでした。
友達関係のことも、ちょうど「今後どうしようかな…」と考えていたところでした。孤独が怖いから、誰かと一緒に住んだほうがいいのかなぁと…。そう考えたこともあります。でも正直、私には誰かとの同居は無理だな、とも感じていて。
この本の答えは、無理に一緒に住まなくていい、近くに誰かがいるくらいでちょうどいい、というものでした。濃い関係をがんばって作るんじゃなくて、「ゆるいつながり」をいくつか持っておく。ここも答え合わせができて、これから少しずつ、取り組めることを考えていきたいです。
③この先の生き方→精神論より、準備。だから安心できる
「何とかなる」という精神論だけでは、現実としては甘い。私たち世代が不安に思っていることは、必要なお金をきちんと準備しておくこと。それが現実として大事なんだと、改めて感じました。
裏を返せば、準備さえできていれば、あとは安心して50代60代を生きていけるということなんですよね。
私の作戦はこうです。ゆっくり健康的に、細く長く生きる。年金は70歳、あわよくば75歳まで繰り下げて、受給額を少しでも増やす。そのためにも健康でいたいし、その年まで細くでも仕事を持って、社会とつながっておく。
この年金の話には、身近な証人がいるんです!80歳になる母が、昔から「年金は本当に大事」と言い続けてきました。母は60歳からの繰り上げではなく、65歳から受け取った人。それでも「今思えば、70歳でもいけたかもねぇ」なんて結果論を言って笑っています笑😅実際にその年齢を生きている人の話って、本当に現実的なんですよね。本の戦略と母の実感が重なって、私の中の「繰り下げ」は確信に変わりました。
それにしても、ワタナベ薫さんご自身はもうすぐ還暦だそうで。本当にエネルギッシュで、私もこんなふうに、自分の人生を自分で握って生きていきたいなぁと思いました。
実は、読み終わる前から動き出したことが2つある
この本、読んでいる途中から「早く動きたく」なるんです。実際、私は読み終わる前に2つ動きました。
1つ目は、私が急に死んだら家族が困らないように、銀行や契約の「ありか」を紙にまとめたこと。
(この「ありかリスト」の話は、近いうちに別の記事でくわしく書きますね)
2つ目は、身元保証NPOの資料をもう一度取り寄せたこと。保証人を誰に頼むかは、この本でも大きなテーマになっています。
(身元保証NPOに資料請求した話も、近いうちに記事にしますね)
どちらも、やる前は重たい話だと思っていました。でも動いてみたら、不安がひとつずつ「済んだこと」に変わっていくんですよね。
まとめ:これからの人生まさに「戦略!」ハンドルは自分で握る
読む前の3つ目のメモに、私はこう書きました。「人に遠慮なく、我慢せず、自分の人生だと思って生きていきたい」。
読み終えた今の答えは…「自分の人生のハンドルは、自分で握る」。誰に遠慮することなく、我慢せず、自分で選んで生きていける。そう思ったら、生きることがなんだか楽しくなってきたんです!✨
不安って、正体がわからないから不安なんですよね。この本は、お金も、つながりも、体のことも、住まいや最後の備えも、章ごとに正体をひとつずつ見せてくれます。正体がわかれば、準備ができる。準備ができれば、安心して生きていける。私のこれからの20年は、そういう時間にします。
将来の不安って、考えないようにするしかないと思ってた。でも「どう生きたいか」から考えていいんですよね✨
そうなんですよね😊 不安をゼロにするんじゃなくて、「私はこう生きたい!」を先に決める。備えはそのためにあるんだって、この本に教わりました☘️
あなたの「これから」の話も、聞かせてくださいね🌸
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╲ 不安の正体、一緒に探しますよ ╱
