「親が骨折して初めて、自分の骨のことが急に怖くなった」
親の心配をしていたはずなのに、気づいたら「私の骨は大丈夫なんだろうか…」と自分のことが不安になっている。そんな方、いませんか?
それ、まさに今の私なんです。
母が圧迫骨折と診断され、その原因が骨粗しょう症(骨粗鬆症とも書きます)だったと知ってから、48歳・更年期まっただ中の私は「これ、他人事じゃないな」と思うようになりました。
この記事では、母の骨粗しょう症の治療が実際どんな感じなのかと、私が骨密度検査を受けようと決めた理由をお話しします。
母が圧迫骨折で、骨粗しょう症が原因だと言われました…私も更年期だし、自分の骨も心配になってきて。
わかります、私もまさにそれでした。母の治療に付き添って感じたこと、そのままお話ししますね。
母の圧迫骨折、原因は骨粗しょう症でした
今年80歳になる母が圧迫骨折と診断されたのは、2026年のお正月明けのことでした。
転んだわけでも、どこかにぶつけたわけでもありません。年末におせちの準備や買い出しで連日フル稼働して、お正月のお花を整えるのにしゃがんだ姿勢が続いて…そこから「なんか腰が痛いな」が始まったんです。
私は「年末の疲れかな」くらいに思っていました。まさか骨が折れているなんて、考えもしなかったんですよね💦
このときの経緯や、診断された日の私の正直な気持ちは、こちらの記事に詳しく書いています。
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母が圧迫骨折と診断されました|突然の介護に、私が感じた正直な気持ち
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診断名は、正式には腰椎(ようつい)圧迫骨折。骨粗しょう症で骨がもろくなっていたことが原因でした。
あとから思えば、母は「腰が痛いなぁ」と言いながらも、自力で近所の整形外科まで歩いて行けたんですよね。もしあのとき本当に動けない状態だったら、救急車で運ばれていたかもしれません。
圧迫骨折でも、まだ自分で歩けただけ、母は良かったのかもしれない…今はそう思っています。
実は介護士として働いていると、「圧迫骨折で入院していた」「あとから圧迫骨折だったとわかった」という話は、現場でよく耳にしていたんです。
座ったまま「腰が痛い」とおっしゃる利用者さんがいて、私は「腰痛なのかなぁ」と思っていたら、あとから圧迫骨折だったとわかったこともありました。立ち上がるのも辛そうなくらい、本当に痛そうでしたね。
それくらい、介護の現場で圧迫骨折は珍しくありません。「転倒しなくても、自然に骨が折れることがあるんだ…?」と、どこか不思議な感覚で見ていました。
でも、いざ自分の母が圧迫骨折と聞くと、話は別でした。転んでもいない、ぶつけてもいない、ただ普通に過ごしていただけの母の骨が折れた。頭では知っていたはずなのに、目の当たりにして正直びっくりしています。
骨粗しょう症の治療って実際どんな感じ?母の場合
ここからは、診断後の母の治療の話です。私も一度受診に付き添って、先生のお話を直接聞いてきました。
コルセットをどうするか問題
経過観察の中で、体にピタッと合わせたきっちりめのコルセットを作るかどうか、という場面がありました。
正直、私は「あんなにピチッとしたの、きつそうだなぁ」と思っていたんです。でも同時に、「コルセットはしっかりつけていなければ意味がない」とも思っていて。母の体のことと、母のつらさの間で、気持ちが揺れましたね。
結局、きっちりしたものは作らず、普段使いのマジックテープ式のコルセットをしばらく続けることになりました。当時は夜も軽くつけて寝なければいけなくて、締め付けられて結構きついだろうなぁと、近くで見ていて感じていましたね。
今は、必要なときにつけている様子です。
「別の骨が折れることもある」先生の言葉
先生から言われたのは、圧迫骨折のあとは別の部分の骨が折れることもあるということ。だから、骨をしっかり作っていく治療が必要なんだそうです。
あとから病院でもらった説明書を読むと、背骨の骨折をしたことがある人は、新たに脚の付け根を骨折する危険性がおよそ2.8倍になる、というデータも載っていました。先生の言葉は、このことだったんですね。
イベニティの注射と、毎日の飲み薬
そこで勧められたのが、イベニティという注射の治療でした。

・月1回の注射を12ヶ月(1年間)続ける
・母の場合は1割負担で1回約5,000円(2026年7月時点)
思っていたより、ずっと本格的な治療です。
先生の説明を聞いた母は、その場で「それでお願いします」と自分で決めていました。その姿を見て、母も本気で怖かったんだなと感じましたね。
説明書によると、イベニティは「骨がつくられるのを促す」と「骨が壊されるのを抑える」、2つの働きを併せもつお薬だそうです。そして12ヶ月の治療が終わったあとも、別のお薬で骨粗しょう症の治療を続けていくと書かれていました。
さらに、注射だけではなく飲み薬も一緒に処方されました。ビタミンDを補ってカルシウムの吸収を助けるお薬に、痛み止めや湿布、胃を守るお薬。毎日の服薬も含めての、骨の治療なんですよね。
ちなみにビタミンDのお薬は、4月ごろから種類が変わりました。今は活性型ビタミンD3のカプセル(アルファカルシドール)を1日1回、朝食後に飲み続けています。血液検査の結果などを見ながら、先生がお薬を調整してくださっているようです。
痛みのほうは、痛み止めを飲みながら「特に痛くない」と言える状態で過ごせていました。
ちなみに母には、お薬とは別に、自分で続けているものがあります。私が「こういうのが売っていたよ」と薬局で試しに買ってあげた、大人向けの粉ミルクです。
カルシウムやビタミンDなどが含まれている、缶入りの粉をお湯に溶かして飲むタイプ。母は「これは良さそう」と思ったんでしょうね。今もずっと自分で買ってきて、飲み続けています。
正確に言うと、母が今飲んでいるのは、成分がパワーアップした「ミルク生活プラス」という、少しお高いほうです(笑)母なりのこだわりなんでしょうね。
母は薬局で缶タイプを買っていますが、ネットだと袋タイプやセットで売られているようです。
母なりに「骨のために何かしたい」という気持ちなんだと思います。こういう小さな習慣を本人が自分で選んで続けているのが、娘としては嬉しいんですよね😊
ちなみに私も、お試し用のスティックタイプを買って飲んでみました。牛乳とはちょっと違う、ほのかに甘くてさっぱりした味。寒い時期に飲むと、ほっとする癒しの時間になりました(笑)
私も続けようかな…と思ったんですが、正直、毎日となると少しお値段が張るんですよね💦 だから私はまず骨密度検査から。気になった方は、お試しサイズのスティックタイプから始めてみるのがいいかもしれません。
イベニティの副作用も気になっていたので、注射が始まった頃に「気分が悪くなったり、吐き気があったりしない?」と母に聞いてみたことがあります。答えは「特にないよ」。今も変わった様子はなく、ほっとしています😊
骨密度は、すぐには変わらない
治療は今も続いていて、この7月の受診でもまた注射を打つ予定です。
ノートの「年間治療計画」のページには、母が毎月の注射日を書き込んでいます。注射は1回に2本。打つ場所も「今月は右の腕、来月は左の腕」と毎回交互で、ノートにはどちらの腕に打ったかを書く欄まであるんですよ。
毎月埋めていくシールが可愛らしくて、何だか治療も楽しくなる感じですよね🌸笑

そして半年後、6月の受診で骨密度を測りました。結果は——大腿骨は、診断のときとあまり変わらず。でも腰のほうは、少しだけ数値が良くなっていたそうです😊
これを聞いて私が思ったのは、「骨は、すぐには作れない。でも、続ければちゃんと変わり始める」ということ。半年注射を続けて、やっと腰が少し、です。
だからこそ、折れてから慌てるんじゃなくて、折れる前に自分の骨の状態を知っておくことが大事なんだと痛感しました。
診断から半年。母は少しずつ歩き出しています
診断からちょうど半年が過ぎた今、母には「そろそろ動かなきゃ」という気持ちも出てきたようで、だんだん1人で買い物に行くようになりました。
重たい荷物はまだ持てないけれど、歩いて野菜を買いに行って、お味噌汁を作ったり、簡単な調理もしています。この変化、娘としては本当に嬉しいんですよね😊
今もレントゲンを撮りながら経過観察は続いています。「また別の場所が折れてしまったら…」という危機感は正直ありますが、焦らず、見守っていけたらいいなと思っています。
※イベニティには副作用の報告や、持病などによって使用を避ける必要がある方もいると説明書に書かれていました。治療の内容や費用も人それぞれなので、あくまで母の場合の話として読んで、詳しくは主治医の先生に相談してくださいね。
診断から3ヶ月、介護する側として感じた葛藤はこちらの記事に書いています。
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「私も他人事じゃない」…更年期の骨のこと
母の治療に付き添いながら、私の中でずっと引っかかっていたことがあります。
「これ、未来の私かもしれない」
更年期はエストロゲン(女性ホルモン)が減っていく時期。エストロゲンには骨を守る働きがあるので、更年期以降は骨密度が下がりやすくなると言われています。
私は今48歳で、更年期の治療としてホルモン補充療法(HRT)を続けています。自分の体と向き合ってきたつもりでいたけれど、正直、骨のことはノーマークでした。
実は、HRTは骨密度にも良い影響があると言われているそうです。恥ずかしながら、続けている本人の私は、そのことすら知りませんでした。それくらい、骨のことは見えていなかったんですよね。
介護の現場で圧迫骨折の利用者さんたちを見てきて、「骨がもろくなる」ことがどれだけ生活を変えてしまうか、知っているはずだったのに…自分のこととなると後回しにしていたんですよね😅
実は、母が診断されたのは、ちょうど私が介護福祉士の国家試験の勉強をしていた時期でした。参考書には骨粗しょう症のことも載っていて、カルシウムや日光浴が大切、なんて試験の内容にもなっていて。勉強しながら思わず「これ、母のことだ…」となったこともありました(笑)
テキストで勉強して、現場で見てきて、母のことで実感して。ここまでそろって、ようやく「次は自分の番かもしれない」と本気で思えたんです。
介護の仕事でも、こんなことがありました。利用者さんのご家族(おそらく70代の女性の方)とお話ししていたとき、「私も骨粗しょう症の薬を飲んでいるのよ」と、ふと出てきたんです。
圧迫骨折まではしていないけれど、骨密度を調べたときにわかったんでしょうね。先生からは「日光浴も大事ですよ」と言われたそうです。身近なところに、骨粗しょう症の話は実はたくさんあるんですよね。
最近は、日常の見え方も変わってきました。近所のスーパーに、背中が曲がった姿勢でレジを打っている女性の店員さんがいて、以前は「どうしてあんなに腰が曲がっているんだろう」と思うだけだったんです。
でも母のことがあって、女性には骨粗しょう症や圧迫骨折が多いと知ってからは、「あの方も、もしかしたら…」と思うことが増えました。背中が曲がる原因は人それぞれですが、それだけ骨のことは、女性にとって身近なことなんだと感じるようになりました。
親のことがきっかけで、急に自分の骨も気になってきました…。でも、何から始めたらいいんでしょう?
私もまったく同じでした。まずは「今の自分の骨を知る」ことからですよね。次で検査の話をしますね😊
骨密度検査、受けようと決めました(正直、まだ予約はしていません)
正直に白状しますね。
骨密度検査を「受けようと決めた」と言いながら、実はまだ予約もしていません💦
不安はあるのに、なかなか動けない。「そのうち」「落ち着いたら」って後回しにしてしまう。この記事を読んでくださっているあなたも、もしかしたら同じかもしれませんね。
でも、母の1年がかりの注射治療と「骨密度はすぐには変わらない」という現実を目の前で見て、心は決まりました。折れてから1年かけて治療するより、折れる前に自分の骨を知っておきたい。
病院の説明書には、こんなデータも載っていました。
・背骨を骨折すると、3人に1人が入院に
・入院費用は、平均77.6万円
骨密度検査を受けておくことは、未来の自分へのお守りみたいなものかもしれません。
実は私、一度だけ骨密度を測ったことがあります。子宮筋腫の治療をしていたとき、婦人科でかかと(足)で測る簡易的な検査を受けたんです。
骨密度検査には、いくつか種類があります。
・かかと(足)に超音波を当てて測る「QUS法」…検診や婦人科でよくある簡易タイプ
・手のX線写真で測る「MD法」…こちらも簡易タイプ
・腰椎と大腿骨を直接測る「DEXA法(デキサ法)」…一番正確で、診断にも使われる
私が婦人科で受けたのは、かかとのQUS法だったんだと思います。人間ドックのオプションに入っていることもあるようですよ。
その中で一番正確とされているのが、母が整形外科で受けたDEXA法(デキサ法)。微量のX線で、骨折しやすい腰椎と大腿骨を直接測る方法で、骨粗しょう症のガイドラインでも推奨されている検査だそうです。
費用の目安は全額自己負担で4,500円ほど、保険がきく場合は3割負担で1,500円弱のようです(医療機関や条件によって異なります)。
だから私も受けるなら、DEXA法のある整形外科で。骨折してから知るのではなく、その手前で「今の自分の骨」を数字で知っておきたいんです。
検査を受けたら、結果も正直にこのブログでお話しします。「まだ動けていない仲間」として、一緒に一歩踏み出してもらえたら嬉しいです🌸
骨粗しょう症と骨密度検査のよくある質問
圧迫骨折って、転ばなくても起こるんですか?
母は転倒も外傷もなく、年末の家事としゃがみ姿勢の続く作業のあとに腰椎圧迫骨折と診断されました。骨粗しょう症で骨がもろくなっていると、日常の動作でも起こることがあるそうです。長引く腰痛は「疲れかな」で片付けず、受診してみてくださいね。
骨粗しょう症の治療費はどのくらいかかりますか?
母の場合は、イベニティという月1回の注射を12ヶ月続ける治療で、1割負担で1回約5,000円でした(2026年7月時点)。治療の内容や負担割合によって大きく変わるので、詳しくは主治医の先生に確認してみてください。
骨密度検査はどこで受けられますか?
整形外科や婦人科のほか、自治体の検診で受けられる場合もあるそうです。一番正確とされるDEXA法(デキサ法)は、主に整形外科で受けられます。検査の方法や費用は医療機関によって違うので、お住まいの地域の情報を確認してみてください。私もこれから受けるので、体験談は改めて記事にしますね。
更年期と骨粗しょう症って関係があるんですか?
エストロゲン(女性ホルモン)には骨を守る働きがあるため、エストロゲンが減る更年期以降は骨密度が下がりやすくなると言われています。気になる方は、婦人科で相談してみるのがおすすめです。更年期の悩みと一緒に話せますよ。
治療の実際の話が聞けてよかったです😊私も母のこと、そして自分の骨密度検査のこと、考えてみます。
一緒に一歩ずつでいきましょう🌸親のことも自分のことも、どちらも大事にしていいんですよ。
まとめ|親の骨折は、自分の骨を見直すサインかもしれない
・母の圧迫骨折は、転倒なし・外傷なしで起きた。原因は骨粗しょう症だった
・治療はイベニティの注射(月1回×12ヶ月)+毎日の飲み薬。注射は母の場合1割負担で1回約5,000円(2026年7月時点)
・6月に測った骨密度は「あまり変わっていない」。骨づくりは時間がかかる
・診断から半年。母は歩いて買い物に行けるまでになり、焦らず経過観察中
・更年期以降はエストロゲン減少で骨密度が下がりやすいと言われている
・だから私は、折れる前に骨密度検査を受けると決めた(結果はまた記事にします)
親の骨折は、本当に突然やってきます。でもそれは、自分の骨と向き合うきっかけをくれたのかもしれない。今はそう思っています。
骨がもろくなり始める年代は人それぞれです。でも、閉経期を迎えた私たちの年代は、もう「意識する側」なんだと思います。まずは、検査だけでも。
「私も気になっていたけど、まだ動けていない」というあなた。一緒に、折れる前の一歩を踏み出しましょうね。応援しています🌸
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